スターフライヤーのマイルはどうやって貯める？ ANAマイル・JALマイルに加算できるの？

スターフライヤーは福岡県北九州市の北九州空港を拠点とし、国内外6都市（羽田・関西・中部・山口宇部・那覇・台北）へ運行している日本の航空会社です。「瞬時に認知できる」とのことからコーポレートカラーを黒に選択し、黒と白で一貫してコーディネートが行われています。北九州空港の24時間運用を利用し、早朝・深夜便も運航しているので、とても便利な航空会社です。LCCに近い値段で利用が出来る上、座席の前後幅は通常の航空会社より広くて快適に過ごせると評判です。そのスターフライヤーのマイルの貯め方、ANAマイル・JALマイルに加算できるのかについて詳しくご説明しましょう。

この記事の目次

1 フライトで貯める
2 スターフライヤーのマイルをお得に貯める方法
3 ネットポイントで貯める
4 ANAマイル・JALマイルに加算できるのか？
- 4.1 ANAマイル
- 4.2 JALマイル

フライトで貯める

スターフライヤーのマイレージプログラムは「STAR LINK」で、入会金・年会費は無料で会員登録をすると予約の確認・購入・変更などが簡単にでき、予約時にマイレージ番号も自動的に入力されるため、空港でマイル積算のための手続きをしなくてもマイルを簡単に貯めることができます。スマートフォンのアプリをダウンロードすると更に便利に利用ができます。会員のランクは一般会員のスターリンク、上級会員のアルタイルとベガがあります。有効期限は2018年8月までに加算されたマイルは2020年の年末まで、2018年9月以降に加算されたマイルは3年後の取得月までとなります。

スターリンク

年間搭乗回数が1~9回以下の一般会員になります。クーポン利用は可能です。

アルタイル

アルタイルは、年間搭乗回数が10回以上29回以下のプレミアム会員です。アルタイルになると、搭乗の度に通常のマイルのほかに20％のボーナスマイルが加算されます。その他、空席待ちが優先になり、機内に優先搭乗できたり、無料で預けられる手荷物の許容量の優待や優先受け取りなどの特典が得られます。

ベガ

ベガは、年間搭乗回数が30回以上のスターリンクの最上級のプレミアム会員です。ベガになると、搭乗の度に通常のマイルのほかに50％のボーナスマイルが加算され、スピーディーにマイルを貯めることができます。また、アルタイルで得られる特典のほかに、予約や変更などの専用デスクが利用できたり、前方座席を優先的に指定できたり、空港のラウンジが利用できたりなど、さらにグレードアップした特典を享受できます。

国内線において

マイルの積算率は運賃の種類によって異なります。積算率100％のマイルが得られるのは、普通運賃・スター小児・往復運賃・障がい者割引運賃・介護割引運賃・スターQ割・スタービジネスです。羽田－北九州線で534マイル、羽田－関西線で280マイル貯まります。STAR1A・STAR1B・STAR3・STAR7・株主優待割引運賃・小児株主優待割引運賃・法人株主優待割引運賃ではマイルの積算率は70％となり、羽田－北九州線で401マイル、羽田－関西線で210マイル貯まります。そら旅・スターユース・スターシニア・包括旅行割引運賃ではマイルの積算率は50％で、貯まるマイル数は羽田－北九州線で267マイル、羽田－関西線で140マイルです。

国際線において

国際線において100％のマイル積算率が得られるのはSTAR UNIVERSEで、名古屋－台北で1142マイル、北九州－台北で835マイル貯まります。STAR PLANETは積算率が75％となり、貯められるマイル数は名古屋－台北で799マイル、北九州－台北で585マイルです。STAR COMETやその他のパッケージツアーや団体旅行運賃では積算率が50％となり、名古屋－台北で571マイル、北九州－台北で418マイル貯まります。

スターフライヤーのマイルをお得に貯める方法

スターフライヤーのマイルは、カードを利用することで貯められます。貯められるカードの種類は、スターフライヤープレミアムカード、スターフライヤーカード、ワイエムJCBカードの3種類です。

スターフライヤープレミアムカードで貯める

スターフライヤープレミアムカードはジャックスカードと提携しているカードで、入会時には入会ボーナスが1000マイル加算されます。初年度の年会費は無料で、年間合計利用額が10万円未満の場合は次年度から2000円（税抜き）10万円以上利用で無料になります。カードの利用100円＝1ポイントが加算され、貯まったポイントは2000ポイントから交換が可能で無料でマイルに交換ができます。国内外旅行傷害保険付帯です。

スターフライヤーカードで貯める

スターフライヤーカードは2種類あり、JCBカードと提携しており、入会時ボーナスマイル1000マイルがプレゼントされます。初年度の年会費は無料、次年度から年間利用合計3万円未満は1375円（税込）3万円以上の利用で無料になります。カード利用200円＝1ポイント貯まり、貯まったポイントは特典航空券はもちろんスターフライヤーオリジナルアイテムとも交換が可能です。機内販売・有楽町にあるアンテナショップ・北九州空港売店「空の丘」deep sky cornerでカード利用すると10％割引になるお得なカードです。さらに年間搭乗回数に応じて「一部の空港でのラウンジ利用」「優先搭乗」「手荷物の優先受取」などのサービスが受けられるプレミアム会員制度の利用も可能になっています。
もう一つは九州カードが発行するVISAカードです。入会時に1000マイルのプレゼント、カード利用200円＝１ポイント加算されます。初年度の年会費は無料ですが、年会費をずっと無料に出来る条件があります。年間10万円以上を利用するか、携帯電話料金・電気料金の対象企業の支払いをこのカード利用すると金額に関係なく次年度年会費が無料になります。ただし販売代理店などの条件で対象とならない場合があるので事前の確認が必要です。

ワイエムJCBカードで貯める

ワイエムJCBカードは山口銀行が発行しているJCBカードで、1000円＝1ポイント貯まり新規入会3か月間はポイントが3倍になります。初年度年会費は無料で、１年間の利用合計金額が10万円（税込）以上の方、携帯電話・スマートフォン・PHSのご利用料金のお支払いにワイエムカードを指定された方は次年度も年会費が無料になります。この条件に満たない方は1375円（税込）かかります。カード利用で貯めたOki Dokiポイントを200ポイント＝600マイルの換算でスターフライヤーのマイルに移行できます。200ポイント以上、100ポイント単位での交換になり、自身のスターフライヤーのマイルに加算されるのに最長で3週間くらいかかります。スターリンクのマイルをOki Dokiポイントに移行することはできません。

ネットポイントで貯める

スターフライヤーのマイルは、ネットポイントで貯めることも可能です。利用できるのは、PEXとネットマイルです。

PEXで貯める

PEXは様々な方法でポイントを集めまとめて管理することができる国内最大級のインターネットポイント交換所です。スターフライヤーのマイルにはPEX2000ポイント＝100マイルの換算で移行できます。2000ポイントから、500ポイント単位で交換が可能です。ただし、移行するためには500ポイントの移行手数料がかかり、移行が完了するのに申込後1~2か月かかります。マイルスターフライヤーのマイルをPEXのポイントに移行することはできません。

ネットマイルで貯める

ネットマイルは異なる種類のポイントをまとめて好きなポイントサービスに移行できるポイント交換所です。ネットマイル1000マイル＝200マイルの換算でスターフライヤーのマイルとして移行することができます。1000マイル以上で1000マイル単位での移行が可能です。移行が完了するのに申込後1~2か月かかります。移行手数料として1回＝100ネットマイルがかかるほか、スターフライヤーのマイルをネットマイルへ移行することはできません。

一休.coｍレストランで貯める

また、スターフライヤーのマイルは、一休.coｍレストランで予約をして食事をすることで貯めることもできます。地域やジャンルからカンタン検索、ネット予約ができ、一休だけの限定メニューやお店・メニューの写真・利用者の感想などレストラン情報が満載です。WEB予約の際にスターリンクの会員番号を入力し、実際に食事をすると利用金額200円＝1マイルの換算でスターフライヤーのマイルが貯められます。

ANAマイル・JALマイルに加算できるのか？

スターリンクがANAマイルやJALマイルに加算できるのか気になるところですが、いったいどうなっているのでしょう。

ANAマイル

スターリンクとANAはコードシェアしているため、ANA指定のコードシェア便を利用すればマイル貯めることが可能です。ANAのサイトからSFJ運行とされているスターフライヤー便を選び予約すると、ANAマイルが加算されるほか、ANAの上級会員ならばラウンジの利用もできます。しかし、ANAから予約しているためスターリンクのマイレージは貯まりません。