マイルがモリモリ

各航空会社のマイル最新情報をお届けします!

タイ航空のマイルはどうやって使うの?ANAマイル・JALマイルに加算できるの?

タイ航空とは

タイ王国のナショナルフラッグキャリアであるタイ国際航空。タイを本拠地として、世界61都市以上への渡航ができる航空会社です。アジア地域だけでなく、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア地域へも直行便が出ています。タイ航空はスターアライアンスに加盟しているため、スターアライアンス加盟の航空会社とコードシェア便で共同運行をしており、幅広い地域へのアクセスが可能です。タイを中心としたリゾート地やビジネス目的での渡航など、幅広いニーズに応えてくれる航空会社になります。

タイ航空の強み

微笑みの国、タイを代表されるように、機内サービスも充実。2019年スカイトラック社のワールド・ベストキャビンスタッフランクでは、JALやカタール航空を抑えて4位にランキングされています。同じくエコノミークラスランキングでも、ANAの5位を抜いての4位にランキングしました。サービスだけでなく、機内食やエンターテイメントなども定評があります。バンコクへのLCCもタイ航空に比べて安い価格で販売されていますが、快適さやマイルなどでタイ航空は負けていません。おもてなしの精神を重要視しており、日本人乗務員もいるタイ航空では、乳幼児からご年配の方まで丁寧なサービスが受けられると評判です。

タイ航空に乗るには

日本からは、羽田、成田、関西、中部、福岡、札幌より毎日運行しており、仙台からは火・金・日の週3日バンコク便が運行しています。羽田からバンコクまでは約5時間。バンコクから、さらに東南アジア、中東、オセアニア、ヨーロッパへのアクセスも便利です。直行便よりも安く航空券が手に入ることもあり、バンコク経由で別の目的地に行くため、タイ航空を選ぶ方も増えています。

タイ航空でマイルは貯められる?

タイ航空を利用すると、タイ航空独自のマイレージプログラムの「ロイヤルオーキッドプラス」に入会して利用することができます。タイ航空はスターアライアンス加盟の航空会社ですので、他のスターアライアンスに属するマイレージプログラムを使ってもマイルを貯めることが可能です。ANAはスターアライアンス加盟航空会社の1つですので、タイ航空を利用して、ANAマイルを貯めるということができます

スターアライアンスとは

スターアライアンスは26社の航空会社によって構成される、世界最も大きい航空会社のアライアンスです。タイ航空は、スターアライアンス設立時から加盟しています。ユナイテッド航空やユナイテッド航空、シンガポール航空など、日本にも18社以上が就航しているので、使い勝手がいいアライアンスです。ANAマイルを貯めている方であれば、他のスターアライアンス加盟航空会社を利用した時に、ANAマイルとしてマイルを加算することができますスターアライアンス加盟の航空会社でゴールド会員になると、同時にスターアライアンスでもゴールド会員資格が付与され、ビジネスクラス以上のクラスに搭乗しなくても各会社が提供するビジネスラウンジを利用することも可能です。優先搭乗や荷物優先などさまざまなメリットがつきます。JALは13社が加盟するワンワールドというアライアンスに加盟しており、ANAやタイ航空などスターアライアンスの利用でJALマイルを貯めることはできません

ロイヤルオーキッドプラスでマイルを貯める

ロイヤルオーキップラスでは、4つの会員ステータスがあり、ベーシック・シルバー・ゴールド・プラチナになり、2年間の間に規定積算マイル数に達すると、上のステータスへあがれます。その中でもプラチナはロイヤルファーストクラスとロイヤルシルククラスに搭乗が多い人のみ獲得できる会員になります。タイ航空ではほぼ全ての予約クラスでマイルを貯めることが可能ですが、一部エコノミークラスで対象外になるクラスもあります。また、マイレージの会員ステータスが、プラチナはプラス20%、ゴールドはプラス10%、シルバーはプラス5%のボーナスマイルを獲得できます。
その他の貯め方として、タイ航空が提携しているクレジットカードを利用するのも一つの手段です。アメリカンエクスプレスプラチナカード(サイトが英語対応のみ)・イオンロイヤルオーキッドプラスプラチナカードロイヤルオーキッドプラスJCBカードなどがあります。カード入会や利用でボーナスマイルが加算、海外旅行保険付帯、ラウンジ利用など特典も多く効率よくマイルが貯まります。

タイ航空に乗ってANAマイルを貯めるときのポイント

ANAマイルを貯めていて、ANA便に乗る時にはマイルがいつでも加算されます。同じスターアライアンスのタイ航空を利用する時には、予約クラスを確認することが重要です。引運賃など場合によっては、1マイルもつかないこともあります。マイルを貯めているという方は、マイルがつかないエコノミークラスに注意しましょう。

タイ航空を利用する時のマイル加算率

ファーストクラスは150%、ビジネクラスは125%、プレミアムエコノミークラスは100%キャリアアペックスは50%の加算率でマイルを獲得できます。プレミアムエコノミー以上のクラスではほぼマイルを獲得できるので心配することはありません。注意が必要なのはエコノミークラスです。Y、B、M、H、Qクラスは100%、K、T、Sクラスでは50%の加算率になります。航空券を代理店などから購入するとこのクラスになることが多いです。タイ国際航空公式ホームページから予約する時には、クラスが表示されるので確認してから購入しましょう。羽田からバンコクまでの往復マイルは5,738マイルを貯めることができます。羽田からバンコク間で特典航空券発行に必要なマイル数は、タイ航空の自社マイルではエコノミーで45,000マイルです。一方、ANAマイルを利用した時に提携航空会社必要マイル数は35,000で済みます。ANAマイルを貯めておけば、通常よりも少ないマイル数で特典航空券に交換ができるのです。タイ航空だけでなく、スターアライアンス加盟の航空会社を利用する時には多くの場合少ないマイル数で交換ができます。

マイル加算の方法

タイ航空を利用する時に、カウンターでANAカードやANAマイレージクラブカードを提示するとその場でANAマイレージの手続きを取ってくれます。その場でマイレージ加算ができなくても心配する必要はありません。ANAマイレージ会員ページから、マイレージ事後登録のボタンをクリックして登録します。ANAスカイウェブから申し込みができるので、帰国後でも申請が可能です。また、申請したはずのマイレージが加算されていない時にも同じように事後登録をしましょう。事後登録期間は搭乗日3日後から半年以内ですので、帰国後すぐに手続きすることをおすすめします。