ブリティッシュエアウェイズのマイルの貯め方は?JALマイル・ANAマイルに加算できるの?
この記事の目次
ブリティッシュエアウェイズはイギリスの航空会社
ブリティッシュエアウェイズは、ロンドンのヒースロー空港を中心に世界160都市以上に就航しているヨーロッパ第3位の規模を誇る航空会社です。日本からは成田・羽田・関西空港から運行しています。イギリスやヨーロッパへ旅行するときには、こういったブリティッシュエアウェイズの飛行機を利用する方も多いと思います。日系航空会社を利用した場合、マイルが貯められるのかどうか詳しく紹介していきます。
ブリティッシュエアウェイズでは「Avios」がたまる
ブリティッシュエアウェイズのマイレージプログラムは「Executive Club」です。そこで貯めるマイルポイントを「Aviosアビオス」ポイントと呼んでいます。「Avios」は、いろいろなスタイルで活用することが可能です。ある程度の「Avios」がたまると、特典フライトを利用したり搭乗するクラスをランクアップしたりして、快適なフライトを楽しむことができます。ホテルの宿泊やレンタカーの利用にも使えるため、旅行が好きな人にとっても便利なサービスです。
4つのランクにわかれる「Executive Club」
「Executive Club」は、無料で入会ができます。会員のランクは、ブルー、シルバー、ブロンズ、ゴールドの4つにわかれており、ティアポイントと呼ばれるポイントの数によってランクが決まる仕組みで獲得ポイント数は、航空券の種別と航空運賃クラスによって異なります。提携航空会社利用でも貯めることができます。ランクが上がると、より充実したサービスが受けられるのがこの「Executive Club」の特徴です。ブロンズランクから、搭乗時ボーナスポイントが加算、専用チェックインと優先搭乗、座席指定が可能になります。シルバーランク以上からさらに専用のラウンジが利用可能です。
「Avios」は購入や贈与もできる
この「Avios」は、単独で購入したりほかの人に贈与したりすることもできます。ブリティッシュエアウェイズのサイトでは、「Avios」の販売が行われており、金額を指定して自分や贈りたい相手の口座にポイントを加算することが可能です。ちなみに、購入や贈与ができるのは1,000Aviosから100,000Aviosまでです。
フライトの後の事後申請も可能
ブリティッシュエアウェイズの「Avios」は、搭乗後6カ月以内の申請なら事後申請ができるようになっています。新規入会メンバーの場合は、入会前の過去3ヶ月に利用した搭乗に対してAviosとティアポイントの事後加算が可能です。ほとんどの搭乗分がオンラインにて申請が可能でその場合は、航空券番号が必要になります。
ブリティッシュエアウェイズの「Avios」のお得なため方
「Avios」は、いろいろなため方ができるマイレージサービスです。ブリティッシュエアウェイズ搭乗はもちろんのこと、同じアライアンスである「ワンワールド」の航空会社利用と、他の提携航空会社による搭乗利用で、Aviosが獲得できます。ワンワールド運航のフライトではティアポイントも貯めることが可能です。航空会社、フライトの距離、搭乗クラス、航空券の種類、Executive Clubのランクによって加算率が異なり、エコノミークラス利用で25~100%の加算率になります。加算対象外のクラスもあるので事前に確認をすることをおすすめします。ポインフライトはもちろんですが、その他にもショッピングやクレジットカードの利用などでもためられます。お得なため方を、いくつか紹介してみましょう。
ヒースロー空港でのショッピングや食事
「Avios」は、ヒースロー空港でのショッピングやレストラン、駐車場利用、ヒースロー・エクスプレス利用などでもためることが可能です。空港内のお店でお土産を買ったり、食事をしたりすれば、思っている以上に「Avios」を貯めることができるかもしれません。空港の施設を上手に利用すると更にお得に「Avios」ポイントをためられる可能性があります。
雑誌や新聞の購読
ブリティッシュエアウェイズの「Avios」は、「エコノミスト」や「Financial Times」などの購読をしてためることも可能です。「エコノミスト」を購読した場合には8,400Aviosが加算されるため、一気にポイント数が増えます。また、「Financial Times」の購読の場合には、10,000Aviosの加算が行われます。
レンタカーの利用
レンタカー会社「AVIS」のレンタカーを利用した場合にも、「Avios」がたまります。「AVIS」は、世界各国でサービスを展開している大手のレンタカー会社で主要空港で利用できるのが大きな魅力です。1ポンド=3アビオスを獲得でき1年間に4回以上Avisレンタカーを利用すると、ボーナスとして1,000 Aviosが加算されます。パジェットレンタカー利用でもマイルが加算されます。1ポンド=2アビオスがたまります。海外で車をよく利用している人は要チェックです。
マイルの共有と譲渡ができる
同じ住所に住んでいる方(最高6名まで)と無料でAviosを共有が可能で、さらにExecutive Clubの会員特典も共同で利用ができるのも、ブリティッシュエアウェイズのサービスの便利な点です。家族用口座の「Avios」を使うには18歳以上であることが条件ですが、メンバーの変更などは基本的にいつでもできます。海外旅行や海外出張する機会が多い家族がいるときは、このようなサービスを利用するのもお得に「Avios」をためる方法です。家族会員口座のAviosは、少なくとも36ヶ月に1回はAviosを貯めたり、使ったり、譲ったり、購入したりなどのアクティビティがある限り有効になるので注意が必要です。
ブリティッシュエアウェイズのアライアンス
ブリティッシュエアウェイズは、世界の航空会社が加盟するワンワールドのアライアンスに所属しています。ワンワールドは、スターアライアンス、スカイチームと並ぶ有名なアライアンスです。世界的に有名な航空会社13社が加盟しています。このワンワールドには、日本のJALやアメリカン航空、カンタス航空、イベリア航空、マレーシア航空、キャセイパシフィック航空などが加盟しています。同じアライアンスに加盟している航空会社は、共通の特典を用意しているケースが多いです。ワンワールドの場合も、ほかの航空会社のマイルがたまるサービスや特典を交換できるサービスなどを用意しています。
ワンワールドにも独自のステイタスがあり、ランクによっていろいろなサービスが受けられるようになっています。加盟航空会社利用時にポイントが加算され、特典航空券と交換が可能です。更なる利用でランクが上がると、世界の各空港に設けられている650以上のVIPラウンジ利用で休憩ができたり、優先チェックイン・優先搭乗、手荷物を優先的に移送してもらえたりと、より快適な旅行になります。一部の空港では、保安検査場の優先レーンが利用できる場合もあります。
ブリティッシュエアウェイズのマイルと国内線のマイル
JALマイルの場合
同じアライアンスに加盟しているブリティッシュエアウェイズと日本のJALは、マイルについても提携しています。加算率はエコノミークラスで25~100%となっています。加算対象外のクラスもあるので注意が必要です。ブリティッシュエアウェイズを利用した場合には、フライトで利用した分をJALマイルでためることも可能です。JALマイルに限らず、ワンワールドに加盟している航空会社のマイルであればこういった加算の仕方ができるため、海外旅行をすることが多い人は航空会社のアライアンスをチェックをおすすめします。
ANAマイルの場合
ブリティッシュエアウェイズとANAは残念ながら加盟アライアンスが違い、提携をしていないのでマイル加算はできません。ブリティッシュエアウェイズを利用するなら、同じアライアンスJAL利用での、ポイント加算をしていく方が効率よく貯められるでしょう。