中国東方航空のマイルはJALマイル・ANAマイルにできますか?【2024年6月更新】
中国東方航空は中国の中でも最大規模の航空会社で「チャイナ・イースタン」とも呼ばれています。上海に本社を置き、日本には成田・羽田・関西空港・名古屋を始め地方都市にも就航しています。子会社に「上海航空」があります。2011年に世界三大アライアンスの中の一つ「スカイチーム」に加盟しました。他の航空会社より航空券が安く、手荷物が多く預けられると評判の航空会社です。中国東方航空の独自のマイレージをはじめJALとANAとのマイル提携が出来るのかどうか説明したいと思います。
この記事の目次
中国東方航空マイレージ「イースタンマイルズ」
中国東方航空は「イースタンマイルズ」というマイレージシステムを持っています。累積マイルに応じて無料航空券やアップグレード等の特典を利用できる中国東方航空の オリジナルプログラムで、マイルの積算率は座席クラスごとに決まっています。一部加算出来ないクラスがあるので確認が必要です。入会費及び年会費は無料で、満2歳以上の方なら誰でも申し込めます。(12歳未満の入会は大人の入会も必要)飛行機搭乗の際に貯まるマイルの他に、提携ホテルの利用・食事・クレジットカード利用でもマイルを貯める事が出来ます。スカイチーム加盟航空会社のフライト利用、JAL、キャセイパシフィック航空とカンタス航空とも提携しているのでそのフライト利用でもマイルを貯めることができます。
中国東方航空が属しているスカイチーム
中国東方航空が所属しているスカイチームには、海外利用に便利な主要航空会社が多く加盟しており、デルタ航空、エールフランス航空、アリタリア航空をはじめ、大韓航空、チャイナエアライン、ベトナム航空、ガルーダインドネシア航空、KLMオランダ航空中国東方航空とJALならマイルの相互利用が可能などがアジアの航空会社も多数参加し、現在19社が所属しています。こうした航空会社との間ではアライアンスとしての共通スカイマイルが貯まります。
スカイチームの中でマイルの貯めるには
中国東方航空利用以外にもスカイチーム所属の航空会社や提携している航空会社を利用すればマイルを貯めることができます。他に効率よく貯める方法として、提携するクレジットカードを利用して貯めることができます。日ごろの買い物でマイルを貯められカードの種類によっては、ボーナスマイルが加算、特別な会員資格が取れ、ラウンジも利用できとてもお得です。日本で発行できる中国東方航空のクレジットカードはありませんが、間接的に貯められるおすすめのカードを紹介します。
三井住友カード系列のワールドプレゼントのポイントを中国東方航空のポイントに交換ができるようになりました。ワールドポイント1ポイント=イースタンマイルズ3ポイントになります。交換は200ポイント以上、100ポイント単位で申込が可能です。次に「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」です。年会費28600円(税込み)と少し高額ですが、このカードを持つだけで初年度は中国東方航空の所属する「スカイチーム」の上級会員「エリートプラス」になることができます(デルタ航空の「ゴールドメダリオン」の資格が自動的に付いてきます)カードの支払いで貯まるのはデルタ航空のマイルになります。
中国東方航空とANA・JALは別のアライアンスに所属している
世界三大アライアンスはスカイチーム、ワンワールド、スターアライアンスの3つです。中国東方航空はスカイチームと言うアライアンスに参加しています。一方JALはワンワールド、ANAはスターアライアンスのメンバーです。JALはアライアンスこそ異なりますが、中国東方航空と直接提携関係にあるので、マイルについても特典航空券の共有などつながりがあります。中国東方航空はANAとマイルの提携をしておらず加盟していアライアンスも残念ながら異なるためANAマイルをためることはできません。
コードシェア便でJALマイルが貯まる
中国東方航空とJALは提携をしているので、コードシェア便予約時や搭乗手続き時にJMBお得意様番号(9桁)を登録すればJALマイルが貯まり特典航空券の交換も可能です。マイル加算は予約クラスや特別運賃で加算率が変わり30~150%率で加算されます。予約したクラスを事前に確認することをおすすめします。
中国東方航空とJALならマイルの相互乗り入れは利用できる
同じアライアンスほどマイルを貯めるのに有利なことはありませんが、中国東方航空とJALは提携関係にありますので、コードシェア便の利用や一部の特典航空券の利用などで相互利用は可能です。飛行機の利用頻度や選び方でアライアンスやマイルについての選択や考え方は大きく変わると思います。自身の目的に合った貯めやすいアライアンスを選ぶのが理想です。