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国際線のフライトは××分前までに空港に到着してください!

国際線を利用する場合、空港へは遅くとも何分前までに到着していなければいけないでしょうか。搭乗手続きが間に合わず、楽しい海外旅行が台無しにならないためにも、いつまでに空港へ到着すればよいかを知っておくことが大切です。
結論から申し上げますと、通常の時期は2時間前、お盆・GWなどの繫忙期は3時間前に空港に到着することをおすすめします。空港ではどのような手続きが必要なのか、余裕を持って行動するためにはどうすればよいか、詳しく説明します。

国際線を利用する場合の空港での手続き

国際線を利用する際に、いつまでに空港に到着しておけばよいかを説明する前に、空港内ではどのような手続きがあるのかを知っておくことが大切です。機内に搭乗するところからさかのぼっていくと、誰もが必ず通る箇所は「空港の搭乗口」「出国審査」「保安検査場」の三つです。三つに加えて、受託手荷物がある場合は手荷物カウンターで荷物を預けてから保安検査場に向かいます。オンラインチェックインを済ませている場合は不要ですが、空港でチェックインが必要な時には、受託手荷物有り無しに関わらず、チェックインカウンターでの搭乗手続きが必要です。日本国内では、成田・羽田・関西・名古屋を中心に国際線が利用されていますが、どの空港でも基本的な手続きの手順は同じです。

空港内の関所をスムーズに通るために

国際線を利用する場合、空港内で通らなければいけない関所をスムーズに通ることができれば、空港への到着時刻を逆算しやすくなります。「搭乗口」では搭乗券が必要ですが、多くの空港ではモバイル搭乗券を表示できるモバイル端末でも差し支えなく利用できます。ANAのウェブサイトによると、「出発時刻の30分前」までに搭乗口へ来てもらうように指示があり、「10分前」までに来られない場合は搭乗できないことがあると記載されています。
搭乗案内が始まると、搭乗ゲートは長蛇の列ができることが多く、慣れている人は列に並ばずソファに座って待っていることもありますが、遅くとも10分前までに到着していれば安心です。「出国審査」では、搭乗券のほかにパスポートの提示を求められるため、列に並んでいる間にすぐ取り出せるようにしておきます。
国際線の空港は広く、便によっては出国審査から搭乗口まで延々と歩くことがあるため、15分程度余裕をみておくと慌てずに行動できます。「保安検査場」では、機内持込み手荷物や身につけているものに危険物がないかどうかの検査を行います。搭乗券の提示を求められることが多いため、身につけているものはあらかじめ手荷物一つにまとめておくとスムーズに行動できます。他の国際線を利用する旅客と合流するポイントであるため、保安検査場は混雑していることが多く、遅くとも出発時刻の60分前までには手荷物検査を受けられるようにしておきましょう。

チェックインカウンターを利用する場合はさらに余裕をもって

機内持込み用の手荷物しか持ち物がなく、オンラインチェックインが完了した搭乗券をすでに準備できている場合は、空港到着後すぐ保安検査場に行くことができます。ただし、受託手荷物がある場合や、チェックインがまだ済んでいない場合は、手荷物優先カウンター、あるいはチェックインカウンターに並ばなければならないめ、それぞれの手続きにかかる時間を考慮する必要が出てきます。チェックインカウンターでの手続きには時間を要することが多く、長蛇の列になることがしばしば起こるため、少なくとも「1時間程度は待つ」と考えて行動するのが得策です。ANAのウェブサイトによると、チェックインは羽田空港を除き、出発時刻の60分前までに済ませるように案内されています。チェックインが遅れてしまうと定時出発に間に合わず、他のお客様に迷惑をかけてしまいます。空港での手続き時間を短くしたい場合は、オンラインチェックインを積極的に利用しましょう。

国際空港カウンターには営業開始時刻がある

航空会社によっては「チェックインカウンター営業時間」が定められており、早朝便の国際線を利用する場合、営業時間より前に到着してもチェックイン手続きが開始されないことがあります。列に並ぶ時間をできるだけ減らしたい場合は、各航空会社のウェブサイトで営業時間を確認できるため、忘れずにチェックしておきましょう。

オンラインチェックインが済んでいても、空港によってはチェックイン手続きが必要な場合も

日本以外の空港を利用する場合も、ほとんどの航空会社が24~48時間前からオンラインチェックインを受け付けています。しかし、オンラインチェックインが済んでいても保安検査場を通る前に他の手続きが必要な場合があります出発空港によっては、印刷した搭乗券のみ利用でき、モバイル搭乗券では保安検査場を通れないところがあります。印刷した搭乗券を準備できなかった場合は、空港内にあるチェックイン機を利用して、搭乗券を印刷する必要があります。チェックイン機に表示されている手順に従って入力すれば、迷わずに搭乗券を発券できますが、保安検査場で足止めされないためにも、前もって調べておくことが重要です。

国際線ではいつまでに空港に着けばよいかは、利用の仕方次第

どの便の国際線を利用するかによって、いつまでに空港に着けばよいかが変わることが分かりました。チェックインカウンター・保安検査・搭乗口までの移動を考えると、通常の時期は2時間前、お盆・GWなどの繫忙期は3時間前に空港に到着することをおすすめします。旅行期間中は、予期せぬトラブルに見舞われることがあります。前もって下準備をしておくことで、慌てずに行動することが出来ます。空港内で足止めをされることがないように、しっかりと旅行の計画を立てておき、落ち着いて行動できるようにしておきましょう。