羽田空港国内線のラウンジでクレジットカードで入場できるのはどこ?
空港を利用する際に併せて利用したいのが空港のラウンジです。ラウンジの中では、軽食やドリンクを取ることができたり、空港内のベンチよりも快適な椅子で休憩を取ることができたりします。ラウンジは一般的には有料ですが、提携しているクレジットカードを持っていると無料で利用できるのです。空港の中でも特に利用者数の多い羽田空港の国内線のラウンジを紹介していきたいと思います。
この記事の目次
国内線第1ターミナルどんなラウンジがある?
羽田空港国内線第1ターミナルは、主にJAL便を使う方が使用します。JALの他にはスカイマークの利用者も第一ターミナルを使います。気になる第一ターミナルのカードラウンジですが、一般エリアに一か所、制限エリアに二か所の合計三か所が利用可能です。
まず、一般エリアの中央1階にあるのは「POWER LOUNGE CENTRAL」です。このラウンジは2019年3月末にリニューアルが行われその前は「エアポートラウンジ北」という名前でした。席数が40席と広くなりましたが、羽田空港内では最小クラスのラウンジとなっています。このラウンジのみこれから飛行機に搭乗する方以外も利用が可能なため、見送りで空港に来た方や、到着後に一息つきたいという方も利用することができます。飲み物はソフトドリンクやコーヒー・紅茶が無料ですが、生ビールとおつまみ・スナック類は有料となっています。リニューアル後はシャワーがなくなりましたので注意が必要です。
次に、制限エリア2階にあるカードラウンジ二つは、「POWER LOUNGE NORTH」と「POWER LOUNGE SOUTH」です。それぞれ北ウイングと南ウイングに対応して一つずつあります。POWER LONGEはNORTHが150席、SOUTHが133席と多くの人が利用できるようになっています。モダンで開放感あるおしゃれな空間が特徴的で、ソフトドリンクの他青汁や黒酢ドリンク、トマトジュース等健康的なものも置かれており、コーヒーメーカーも性能のいいものが用意されています。特製の瓶ビール(アルコール)は有料になります。パワーラウンジセントラルよりワンランク上のリラックスを楽しめることでしょう。コンセントとUSBが設置されておりビジネスマンの方でもフライトまで快適に過ごすことができます。NORTHとSOUTHに大きな違いはありませんが、NORTHのみ化粧室が付いていないことには注意が必要です。
国内線第2ターミナルどんなラウンジがある?
羽田空港国内線第二ターミナルにも、カードラウンジが一般エリア一か所、制限エリア二か所の合計三か所のカードラウンジがあります。この構成は第一ターミナルと基本的には同じですが、いくつか違いもありますので注意しましょう。
まず、一般エリア3階には「POWER LOUNGE CENTRAL」があります。第一ターミナルと同じように、飛行機に搭乗しない方も利用することができます。座席数も68席あり、広々としていて大きいテーブルやソファも多く過ごしやすいです。羽田空港国内線ラウンジで唯一のシャワーが設置してあります。30分1,080円となり受付で申込が可能です。ソフトドリンク類も種類が豊富で定番のコーヒー、紅茶以外にも青汁(豆乳入)や牛乳、黒酢等があります。アルコール類は有料になりますが、早朝には軽食が提供されます。
次に制限エリア3階のラウンジですが、「POWER LOUNGE NORTH」と「エアポートラウンジ南」の二つのラウンジが設けられています。NORTHでは140席ととても広くシンプルに設計されており解放感があって、ソファーや大きいテーブルを使用でき快適に過ごせます。ラウンジ南では100席あり、座席の多くにはコンセントやUSBがありPCや携帯を充電するのにとても助かりますね。フリードリンクスペースが中央に設置されています。NORTHとラウンジ南もCENTRALと同様にソフトドリンクは無料でアルコール類は有料、朝には軽食が提供されます。羽田空港国内線第一ターミナル同様に二つのPOWER LOUNGEがあるため、出発までの時間をゆったりリラックスして過ごせます。
どのクレジットカードが使えるの?
エアポートラウンジやPOWER LOUNGEを無料で利用するためには提携しているクレジットカードを持っている必要があります。ダイナーズクラブやアメリカンエキスプレス、Visaのゴールド以上等のブランドカードから、イオンカードや楽天カードのゴールド以上等の馴染みの深いカードもあります。18種類程度のクレジットカード会社と提携しているため、調べてみたら自分のカードが提携カードだったということもあるかもしれません。
提携カードの種類はとても多いので一概には言えませんが、一部のブランドカードを除き、ゴールドカード以上のステータスが基準となっているため、学生の方にはカードでの入場は難しいかもしれません。しかしながら、ゴールドカードの中には新卒の社会人でも作れるようなものもあるため、社会人であれば多くの方がカードラウンジを利用することができるでしょう。また、提携カードを持っていないがどうしてもラウンジを利用してみたい方は、13歳以上 1080円(税込)4歳~12歳 540円(税込)3歳以下無料を払えば入場することができるので、検討してみてはいかがでしょうか。
カードラウンジ利用シーン
カードラウンジを使う目的は、「休憩」か「仕事」の二択が多いでしょう。空港のロビーは色々な人が行き交うため、十分な休息を取れずフライト前に疲れを溜めこんでしまう方もいるかもしれません。ラウンジの椅子は疲れを溜めこまないような設計になっているため、上質な休憩を取ることができます。
また、空港ロビーはデスク等の作業スペースがほとんどないため、仕事をしなければならない方にはデスクや無料のネット環境があるラウンジは最適でしょう。コンセントやUSBポートで充電もすることができるため、忙しいビジネスマンが重宝する設備が整っています。
羽田空港国内線のクレジットカード提携ラウンジを賢く使おう
国内線羽田空港のラウンジは、様々な設備が整っているため幅広いニーズに対応しており、快適な空の旅をサポートしてくれています。提携しているクレジットカードを持っていれば無料で利用できるため、もし提携カードを持っているにも関わらず、今まで空港内のベンチやカフェで休憩を取っている方がいた場合は、ラウンジを積極的に利用してみると良いでしょう。