ANAマイルの期限はいつまで? 延長方法はあるの? 失効にしてしまう前に必見です!
飛行機に乗る機会が多い、という方ならANAマイルを聞いたことがあるでしょう。飛行機の利用だけでなく、クレジットカードでの買い物などでもマイルと呼ばれるポイントが貯まり、航空券やさまざまな商品などの特典に交換することができます。手軽に利用できるお得なサービスですが、このANAマイルには有効期限があるのをご存知でしょうか。ここでは、ANAマイルの期限の確認方法と、延長の方法について説明していきます。
この記事の目次
ANAマイルの有効期限
有効期限は3年間!
ANAマイルの有効期限は、利用した月から36ヶ月後、すなわち3年後の月末まで有効です。3年間の期限付きのため、マイルが失効する前に特典と引き換える必要があります。しかし3年前の記憶をしっかりと覚えているか自信がない、という方もいるでしょう。
せっかく貯めたANAマイルが期限切れで失効にならないためにも、有効期限の確認は重要です。では、どのようにしてANAマイルの有効期限を確認すればよいのでしょうか。
有効期限の確認方法
ANAマイルの確認方法はさまざまあり、ウェブサイト、アプリ、メールや郵送、電話でも確認が可能です。ただし、郵送に関しては1回につき500マイルかかるので注意しましょう。ウェブサイトやアプリでの確認では、ANAマイレージクラブのお客様番号とパスワードの入力が必要ですので、カードを用意してログインするとスムーズです。
ANAマイル有効期限の確認はこちら
では、貯めたANAマイルが有効期限の3年を経過すると、どうなるのでしょうか。
有効期限が切れると?
期限が切れると、残念ながら失効となり、特典への引き換えもできません。それまで貯めたANAマイルがなくなってしまうため、期限が切れる前に引き換えられるようにしましょう。
しかし、特典に引き換えるには必要マイル数を満たしていなければなりません。コツコツ貯めたANAマイルが、必要マイル数に届かず失効してしまった、という苦い経験をした方もいるでしょう。そうならないために、有効期限を延ばす方法があります。
有効期限を延ばすには、ANA SKYコインがおすすめ!
ANAマイルを特典に交換するには、まとまったマイル数が必要となります。例えば、東京から大阪への特典航空券に引き換えるには、片道で5,000マイル必要です。東京から大阪まで、片道の利用でおよそ280マイル貯まるため、5,000マイル貯めるには8往復以上利用しなければなりません。
飛行機の利用以外にもクレジットカードによる買い物や食事でもANAマイルは貯められるため、実際には8往復せずとも貯められますが、引き換えには「必要なマイル数」があることを覚えておきましょう。
こうした事情から、有効期限3年という期間内にポイントが貯められず失効してしまうケースが多いようです。せっかく貯めたANAマイルを失効させず、無駄なく使う方法はあるのでしょうか。
実は、3年という期限を、わずかながら延ばすことができる方法があります。それは、ANA SKYコインを使った方法です。ANA SKYコインの特徴は、1マイルを1コインに交換できることです。
このSKYコインにも有効期限があり、交換した月より12ヶ月目の末日です。しかし、この方法を用いれば、失効が迫ったANAマイルをコイン化し、有効期限を1年延ばすことができます。緊急避難的な措置として、覚えておいて損はないでしょう。
ANA SKYコインへの交換はこちら
有効期限は無期限!ミリオンマイラーになる
ANAマイルの有効期限を無期限にする方法があるのをご存知でしょうか。無期限になれば、有効期限にビクビクする必要もなくなります。ANAの飛行機で移動した距離に応じてもらえるポイントで、ライフタイムマイル(LTマイル)と呼ばれています。このLTマイルがミリオン、すなわち100万LTマイルを達成すると、保有マイルが生涯にわたって失効しない特典を得られるのです。
しかし、ミリオンマイラーとなるにはかなりの距離を飛行機で利用する必要があります。例えば、東京から大阪間であれば、1,786回往復しなければなりません。頻繁に長距離を飛行機で移動する方でなければミリオンマイラーになるのは難しいと言えるでしょう。仕事で度々飛行機で行き来する、という方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
最終手段!メトロポイントに交換する
有効期限が迫りどうしようもない、どうにかマイルを失効させずに利用したい、という最終手段として考えられるのが、メトロポイントに交換する方法です。ANAマイレージからメトロポイントへ移行することで、最大4~5年間有効期限を延長することができます。この交換に適しているのが、ソラチカカードです。
ソラチカカードでは、メトロポイントからANAマイルへの交換には月20,000ポイントの上限がありますが、ANAマイルからメトロポイントへはこうした制限がありません。そのため、失効しそうなANAマイルはソラチカでメトロポイントにすると期限が延ばせます。
ただし、注意すべき点があります。メトロポイントからANAマイルへと再度交換する際は、元のANAマイルの0.9倍に減ってしまうことです。元のANAマイルから目減りしてしまいますが、失効して0になってしまうことを考えればわずかなことでしょう。
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有効期限が迫ったときの対応を知っておこう!
もし今貯めているANAマイルの期限が迫ったら、と緊急時の対応を事前に知っておくことで、獲得したANAマイルを失わずにすむでしょう。便利で手軽なANAマイルを最大限利用するためにも、日頃からANAマイルの期限を確認し、場合によってはSKYコインやメトロポイントにも交換できるように情報を集めておくと安心です。