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JAL国内線利用時のマイル・FOPの貯まり方を徹底解説!【2024年6月更新】

JALマイルは搭乗クラス・利用運賃カテゴリーによってマイル・FOPの貯まり方が違います!

JMB(JALマイレージバンク)に入会していれば、JAL及び提携会社の飛行機に搭乗するだけで貯まるJALマイルやFOP(FLY ON ポイント)があります。JALマイル・FOPは利用する区間は勿論のこと、搭乗クラス・利用運賃カテゴリーによっても変化します。旅行や出張、帰省の際にJALに搭乗し効率よくマイル・FOPを貯めることで、更にお得で上質なサービスを利用することが可能です。

今回は国内線の搭乗クラス・利用運賃カテゴリーによるマイル・FOPの貯まり方について解説します!

 JAL国内線の搭乗クラス・利用運賃カテゴリーとは?

JAL国内線の搭乗クラスとは?

国内線のJALには「普通席(エコノミー)」「クラスJ」「ファーストクラス」の3種類の搭乗クラスが用意されています。私たちが普段座席の話をするときはこの搭乗クラスのこと指すことが多いです。
「普通席(エコノミー)」でもJALのシートは滑らかな素材でスムーズに座れます。また、コーヒーやジュースなどを無料で飲むことができます。スマートフォン等で機内Wifiでのインターネット接続が可能となっています。
「クラスJ」は脚をのせて休めることが出来る台がシートに備わり、普通席より18cm前後座席幅が広く取られていることにより、上質なくつろぎを気軽に味わえます。
「ファーストクラス」はゆとりある高品質の本皮シートに座り、名店がプロデュースした旬の料理を食べながら、厳選されたお酒を味わえます。また、搭乗時も専用チェックインカウンター・ラウンジ・専用保安検査が利用可能です。機内への乗り降りも優先して案内され、到着時には最優先で荷物の引渡しを行います。

利用運賃カテゴリーとは?

利用運賃カテゴリーとは予約時に以下に記載される運賃一覧のことになります。「普通運賃」「株主割引」「先得割引」「ウルトラ先得」など航空券を取る時期や株主優待の有無などで適用条件が異なってきます。

また、利用運賃カテゴリーは以下のとおり「運賃1」~「運賃7」まであり、( )の中のパーセンテージがマイル加算率となっています。当然ですが、前もって航空券を安く購入できた場合はマイル加算率が低く、直前に購入した高い航空券はマイル加算率が高くなります

JALマイルについて

JALマイルの貯め方

JALマイルはJMB(JALマイレージバンク)に入会していれば、約350店舗以上登録されているインターネットショッピングの利用時や、登録数約35,000店の各店舗でカードを提示して買い物した時に貯めることができます。その他にもクレジットカードでの公共料金の支払いや保険料など、定期的な毎月の支払いでもマイルが貯まるサービスもあります。
JALの飛行機に搭乗した際には、搭乗の距離と航空券の運賃に応じて「フライトマイル」がたまります。フライトマイルはJALホームページや電話から、飛行機チケットを予約する際に、お得意様番号を伝えることでもらえます。もし、予約の際や搭乗時に貰えることができなくても、搭乗から6ヶ月以内にホームページや電話で手続きを行えば事後登録でフライトマイルをもらうことが可能です。

JALマイルを事後登録する方法!【2024年6月更新】

JALマイルの計算方法について

フライトマイルは「搭乗区間の区間マイル」×「利用運賃のマイル積算率」で計算されます。マイル積算率は先ほどの表のとおり利用運賃カテゴリーで予約時に決められています。また、区間マイルは予めJALで定められています。東京発着の便の場合は、大阪までで片道280マイル、最大では石垣までの片道1,224マイルとなります。
例えば東京から大阪まで片道を、28日前までの予約で購入する先得割引Aで搭乗した場合で計算してみましょう。「区間マイル」は先ほど述べた280マイルです。「利用運賃のマイル積算率」は先得割引の場合75%となります。280×75%となり210マイルが貯まります。早めにチケットを予約する先得割引など、チケットの割引率によってマイル積算率が100%~50%に変動します。

搭乗クラスとフライトマイルの関係

フライトマイルが区間とチケットの割引率で決まることがわかりましたが、更に搭乗クラスでも変動があります。「Jクラス」を利用すれば区間マイルは10%加算され、「ファーストクラス」を利用すると区間マイルは50%も加算されます。
先ほどの例で計算してみましょう。東京から大阪までの片道を、先得割引のファーストクラスにした場合、280×75%+140(区間マイルの50%)となり350マイルが貯まります。区間マイルが大きいほど、搭乗クラスの差で加算されるフライトマイルは大きくなります。

FOPとは?

FOPって何? JALマイルと何が違うの?

FOP(FLY ON ポイント)とJALマイル、飛行機に搭乗すれば貯まるポイントは一見同じように思えますが、実は全くの別物です。マイルは先にお話した通り、フライト意外にも買い物やカード利用など普段の生活の場面でも入手することが可能です。逆に、FOPは実際に航空券を購入して飛行機に乗らなければ貯まらないポイントです。
マイルは貯まれば商品交換や、特典航空券等と交換ができます。一方でFOPは1月~12月の1年間で一定数貯まって初めてサービスの利用が可能になるのです。

FOPの貯まり方と計算方法

FOPとはどのようにして貯まるのでしょうか。FOPの計算方法は、「フライトマイル」×「FOP換算率」+「搭乗ボーナスFOP」です。国内線の場合「FOP換算率」2倍、日本発着のアジア・オセアニア便は1.5倍となります。「搭乗ボーナスFOP」は搭乗の際の利用する運賃にて加算されるポイントで、400ポイント・200ポイント・0ポイントのいずれかになります。運賃種別によって以下表のとおりになっております。


それではまた、先ほどの例で計算してみましょう。東京発大阪行、片道の先得割引で普通席の場合、フライトマイルは210マイルです。FOP換算率は国内線全て2倍となり、搭乗ボーナスFOPは先得割引の場合0ポイントとなります。従ってこの搭乗では、210×2+0=420FLY ON ポイントが貯まります。

FOPが貯まった場合のメリット

FOPが1月~12月の1年間で一定数貯まると、ステイタスを獲得することが出来ます。JALカード会員の場合は30,000FOP~「クリスタル」・50,000FOP~「サファイア」・100,000FOP~「ダイヤモンド」と分けられ、ステイタス毎に様々なサービスが利用可能となります。予約時に優先キャンセル待ちや専用予約デスクがあったり、専用カウンターでのチェックイン、空港で優先空席待ちや新羅免税店での優待がついたりと、これらのサービスはどのランクのステイタスでも利用できます。更にボーナスマイルもつきますが、これはステイタスのランクによって割合が変わってきます。更に、「サファイア」以上のステイタス到達でJALグローバル会員となることもでき、会員になれば80,000FOP~「プレミア」ステイタスが追加されます。
ダイヤモンドやプレミアになればJALファーストクラスラウンジやダイヤモンド・プレミアラウンジを利用できるので、搭乗までの時間を優雅に過ごす事ができます。詳細は以下表を参照ください。

FOPを貯めて高品質なフライトライフを

マイルとFOPを混同して考えている方も少なくないですが、似ているところがあっても二つは全くの別物です。FOPが何か分からないまま、一定数貯まっている方もいるかもしれません。JALの国内線ではFOPポイント換算率が2倍と高く、搭乗クラスによってフライトマイルの加算も変動します。旅行や出張に行くときのフライト時間を快適に過ごすために、FOPをお得に貯めて高品質なサービスを受けてみませんか。